寂寥
せきりょう、ものさびしいさま。
ライトノベル・ベクトル計算機
に、水杜明珠さんの「ヴィシュバ・ノール変異譚」が選択項目にあったのが何か嬉しかった。
今はもう読めないかもしれないけど、当時は大好きだったんだよ。
受賞作掲載時のコバルトも入手済み。
その「春風変異譚」が収録された文庫が実は出ていたらしい(ISBN:4086116901)ので、調べてみたら一緒に涼元悠一氏の名前が。
…コバルト出身者だったとわ。調べると色々だなぁ。
ひとつだけ
願ってはならないことがある。
名古屋の北部、庄内川沿いのとある神社の話。
その神社には竜神が祀られているのだが、昔、旱魃の折に雨乞いをしたところ、三日三晩だか雨が降り続き、川が溢れ洪水を起こし、大変な惨事になった。
だからその神社では、雨乞いだけはしてはいけないことになっている。
名古屋には「小田井仕事」という言葉があって、仕事が遅いことを言うのだけど、その「小田井」という地名はその神社から見て、川の対岸になる。
(関係ないが「天然水族館」のぺん太君が連載休業中にアザラシの格好(おたまちゃん)で泳いでいた小田井川がどこにあったのか気になる。小田井川の戦いってのがあったんだなぁ。)
ちょっと遣る瀬無い気持ちになる話。
名古屋人は基本的に身内以外には冷たいです。「来たり人」という言葉が如実にそれを表わしている。