氷解

雪だるまともう一つ、雪無し県民憧れの雪文化といえば「かまくら」ですよ。中で火を焚いているのに何故「かまくら」は融けないのか不思議で仕方なかったのだけど、今に至るまで誰も理由を教えてくれないので今も不思議だ。
10センチ程の積雪になったので、無謀にも「かまくら」作りに挑戦した誰かが居たらしく、その痕跡が残っていた。
いつか見たものは、粘土を積み上げていくように馬蹄型に雪を固めたものだったけど、今日見たのは雪を四角い箱のようなもので固めて、それをブロックのように積み上げるやり方のようだった。イヌイットのイグルーという氷の家を連想した。
かまくら」といえば作り方自体も謎だ。
かまくらの作り方
つまり、最初に雪山を作って、それを刳り貫いてゆくのが正式なやり方と言う事か。ああ雪無し県民、最初から間違ってました。「かまくら」は無理だ、10センチじゃ。
でもイグルー方式は案外有望かもしれません。いつかまた雪の日に、今度はイグルー方式で再チャレンジしてください、雪無し県民の皆様。
そして中で火を焚いても本当に平気なのか確かめて教えて欲しい。