CGソフトの課題と展望

そんな検索での御来訪もあったなぁ。無駄足ごめ。
まず個人向け分野となるとこれ以上の市場開拓は無理、というか縮退の一途をたどるばかりであって、展望も何もあったもんじゃないという感じ。今更だ。
おそらく需要のタイプは二通りあり、汎用性と生産性を充分に備えたプロダクト向けの製品と同等機能を有する低価格なソフトと、創作ジャンル向けに機能を限定して単独で完結する目的別特化型なソフトと。
前者は多分もう個人の需要自体が大きくないだろうと思う。再び伸びに転じる材料があるとも思えないし、何より割りに合わない。
後者に関しては、いかにして新しい需要になりうるジャンルを開拓または発掘するか、というだけの話。ツクールシリーズに代表されるゲームオーサリングソフト、コミスタのような漫画製作ソフト、他は小物デザイン系とか。…こっちもあまり大きな需要は期待できないよぉな気がするが。
プロダクト向けは個別サービスを充実させたりな方向に大きな需要がありそうです。本当に大変だけども。
つか自前でプログラマを雇ってるよね大手のところとかは多分。
課題といやぁ操作感の改善というのも大きな課題。
機能と生産性のバランスをとるのが難しげ。
その辺に落ちているソフトでは、「Demopaja」が使ってみて一番面白かった。
コレのコンセプトは実に簡潔だ。ピュアなコンポジットツールがコアとしてあるだけ。描画やエフェクトは全部プラグイン。必要な部分に必要なだけ使う。これはとても直感的で分かりやすいと思う。
コレなシステムをベースにした個人向けアニメーション製作ソフトとか作って欲しいけど、無理だろーなぁ。
3Dソフトとかも後付エフェクト前提のコンポジットツールベースで希望。
そしてMetatoon開発停止の報。でも何かセルシェーダーとか素人目にも技術的限界が見えてきた感じで興味が無くなってきた。
これ、どっか買ったりしないのかな。