偏在性経済学

物の価値の根源は希少性(どこにでもあるわけではない)で、これまでの経済はこの希少性をベースに作られている。しかし、情報の価値の根源は偏在性(どこにでもある)だ。希少性と偏在性は対極の概念なので、様々な摩擦が起きている。

例えば、音楽のCDは、いくら希少だと言い張っても、簡単に複製できるから希少じゃないでしょ、という摩擦。偏在性という価値が出てきたため、従来の経済学は、希少性経済学という枠に過ぎなかったことが明らかになってきた。希少性経済学で、偏在性という価値を扱う自体に無理がある。
(借力 2003年12月27日)

いやね、この例だと結局、希少性に対する評価に帰結してるだけだと思うんだけども?
偏在していても、(信頼性とかの)希少性がある(≒オンリーワン)ので、経済的価値がある、ということなだけではないかと思うよ。
希少性を高める前段階として、偏在させることが有効に働く場合があっても、それが全てに当てはまるわけではない。例えばOSなんかは、偏在性が=希少性となる(べき)分野だよなぁ。

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意味不明だ。
どうも罠臭いんで朝起きてもう一度考えてみるも、偏在と遍在と普遍と不偏の質的な差がちっとも分からんかった。
希少性ってのはそもそも偏在的と違うのか。
どこに基準の視点があるんだろうー。