失業率改善

産業の重心が完全に国外に移動してしまったので、いわゆる勝ち組負け組みの差が明確になってまいりました。失業率改善とか言っても、詳細なデータが分からないので推測になるけど多分、一時的な揺り戻しだと思う。
「3K職場とか賃金の安い職場に行って、支出を抑えれば生活の場はあるのに、日本人はそういう事態が受け入れられない精神的な弱さがある」とか言ってるような人が財界トップな絶望的な現状ですが(つまり、もう発展的に事業を拡大できるような余力はこの国には無いということですね殿)、先ずとりあえず生産がこの先拡大する可能性を否定してみるわけだけど、そうなると南堂氏んところの御説とかはつまらないなぁと思う。視点が大雑把過ぎ。
先ず、生産の拡大を考えるべきだとは思うけれど、仮に30兆円程度の大規模減税を行って生産拡大が成っても、多分それでも状況は改善しないだろう。生産が拡大しても、労働に対価が生じるとは限らないし。つまり雇用の大幅な増加には繋がらない。
つまり労働に対価を生じさせる=先ず産業の興隆を考えるべきだと思うんよ。
政府がやってることっていわゆるリストラだけど、その逆を。