テロリストのあしらいかた

先日武装グループに拉致された韓国人男性が殺された。
イスラム社会での韓国の印象というのは全く想像できないのだけれど、とりあえずテロリストの皆さん、本当に手段を選ばなくなってまいりました。
事件後の韓国国内の反応を新聞で読んだりして、さすが隣国、バカっぷりもウチらと同じだなーとか、妙な親近感を感じてみたり。
撤退しちゃえば良かったのに。
むしろ撤退の見返りに要求突きつけてやればよかったのに。
「…責任とってね?」
暫定政権の枠組み決定から選挙までのスケジュール管理、治安維持活動まで、全部ヤツらにプランを書かせる。これは少々現実的でないので、実際の要求はイラク国民全員に対して行う。これはテロリストがイラク国民を代表するような立場をとっているので当然のこと。要求を呑んでも拒否しても自ずとテロリストはその活動の正当性を失うし、うまくすれば、いずれ泥沼化せずともはなっから充分泥の海状態なイラク国内情勢の把握がいくらかやりやすくなる。
実際ここまでやっても状況はニュートラルだ。
どう動いても結局、イラクという国の立ち上げにはアメリカをも含む国際社会の全面的な支援が欠かせない。
つまり、政治上のイニシアチブが失われることは無い。
必要なのはテーブル作りだろ?
あほらし。