ゆびきたす ねっとわーく

藝夢日報の人とNscripterの人との中古市場が新作ゲームの売り上げに与える影響についての論争(一方的だったが)を眺めてて、ふと頭に浮かんできたネタなのだが、コンテンツ市場が完全にパッケージレス化するのを前提として考えるとどうなるだろうか。
…分かりません。
分からないのだけど、最近ちと気になったのはこの記事

デジタル市場の伸びは、同31.4%増の映像系コンテンツがけん引しているが、CDなど音楽やゲームコンテンツが前年割れ。全体の伸び率を押し下げている。
経済産業省は、国内コンテンツの輸出高を2010年に1兆4928億円(2001年の約4.5倍)に伸ばすことを目標に掲げるが、達成は困難な情勢だという。
国内コンテンツ産業の躍進に必要なのは「既存の業態を打ち破る新コンテンツや流通形態の確立と、各業界の意識改革」(嶋本研究主幹)。既存の業態では伸び悩みが見えた今、今後の課題として(1)市場のニーズにマッチした新コンテンツの開発、(2)コンテンツ流通の新しいビジネスモデルの確立、(3)放送と通信の協力による市場拡大の後押し、(4)人材育成──を挙げている。

デジタルコンテンツって括り方は無いんじゃネェの?
とか思ったのだが、この国の政府は「e-Japan計画」とかいう、電子政府をコアにした高度情報化社会の実現に向けて帆走しているのでしたよ。
でも今日の僕は大人です。むやみやたらと悪口雑言連発しません。
だけど、そのユビキタス・インターネットな社会を実現させる為には、今よりもっと大容量のネットワークインフラの整備が必要になるわけだが、そこんとこの負担を、そのまま国民に(通信料として)転嫁してしまうのはかなり難しい気がする。
だから、デジタルコンテンツなのか、と。
ばかじゃねぇの?
と、思うのだけど、絶対無いと思うのだけど、麻生ボン(の後ろの人)の思考レベルを思うと何かどうも本気ぽくてイヤ。
国の借金総額700兆円突破くらいのことで正気を失わないでもらいたい。
効率化は、生産力のある状態でこそ有益だが、今の日本のように極端に小さい社会では害にしかならない。つか、効率化ですらないし。どこの家計にこれ以上空気にゼニ出す余裕があるというのかね。